屋根から雨漏りする原因とは
2025/11/01
屋根の雨漏りは、放置すると建物内部の木材や断熱材に深刻なダメージを与え、修繕費用が大きく膨らむ原因となります。
雨漏りの原因を把握しておくと、適切に対処できるでしょう。
この記事では、屋根から雨漏りする原因について解説します。
屋根から雨漏りする原因
棟部材の劣化や剥がれ
屋根の頂上部分にある棟は、雨水や風の影響を直接受けやすい箇所です。
棟瓦や棟板金を固定しているクギが劣化すると、隙間から雨水が侵入しやすくなります。
屋根材のズレやひび割れ
瓦やスレートなどの屋根材は、長年の風雨や紫外線によって徐々に劣化します。
ひび割れやズレが生じると、隙間から雨水が入り込むため注意が必要です。
防水シートの劣化
屋根材の下に敷かれている防水シートは、雨水の侵入を防ぐために重要です。
表面の屋根材が健全でも、経年劣化により防水シートの機能が低下すると、雨漏りが発生する恐れがあります。
取り合い板金やコーキングの劣化
屋根と外壁・煙突・天窓などの接合部には、板金やコーキング材が施工されています。
しかし、紫外線や温度変化によって劣化し、隙間が生じると雨漏りにつながる可能性があります。
谷樋の詰まりや腐食
屋根の谷部分に設置される谷樋は、雨水を効率よく排水するための重要な存在です。
落ち葉やゴミが溜まって詰まると雨水があふれ、屋根内部へ浸入します。
また、金属製の谷樋はサビや腐食が進行すると穴が開き、雨漏りの原因となる場合もあります。
まとめ
屋根の雨漏りは、棟部材・屋根材・防水シート・板金・谷樋など、複数の要因が重なって発生するケースが多いです。
どの原因であっても早期発見と適切な修繕が重要となるため、定期的な点検とメンテナンスで雨漏りを未然に防ぎましょう。
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